高圧とは?気圧を上げると何がいいの?
通常生活している大気圧の状態よりも気圧を上げた状態で酸素を吸入すると、血液中に溶け込んだ酸素の量を増やすことができるので、より多くの酸素を体内に取り込むことができます。
「2.0気圧以上で純度100%の酸素を吸入療法は医療にあたります」
では、気圧はどれだけ上げればいいのでしょうか?
厚生労働省では、2.0気圧以上で純度100%の酸素を吸入する場合は治療(高気圧酸素療法)となり医師の立ち合いが必要としています。低酸素状態の改善などのための高気圧酸素療法は、脳梗塞・脳性麻痺・心筋梗塞・皮膚がんなど、様々な病気に対して治療効果が認められています。(参照:東京医科歯科大学・高気圧治療部)
「当社酸素カプセルは1.1気圧~1.9気圧の健康機器」
当社の酸素カプセル・酸素キャビン/ドームは1.1~1.9気圧。純酸素の吸入は行わないので、免許や医師の立ち合いも不要。健康機器としてご利用いただけます。
酸素カプセルではなく「高気圧空気カプセル」!
「酸素カプセルは大気中の空気を使い酸素濃度をUPします」
酸素カプセルは、その名前から室内に酸素を送り込んでいるように思われますが、実際は気圧を上げるのみで、いわば「高気圧空気カプセル」になります。
気圧を上げるだけですが、室内の酸素は圧縮され、酸素濃度が上がります。通常の大気圧状態では21%ですが、1.4気圧では30%、1.9気圧では41%に上がります(1時間使用時)。
「酸素濃度が60%以下なら長期の酸素吸入でも安全」
酸素濃度が高すぎると健康を害することがありますが、「一般的に肺胞気酸素濃度が60%以下なら長期の酸素吸入でも安全」(日本救急医学会のサイトより)と言われております。当社酸素カプセルの酸素濃度は1.9気圧で40%、安心してご利用いただけます。
酸素濃度が高い状態では、疲労回復に効果があるという研究結果もあり、疲労の度合いや体内の低酸素状態によっては、少し高めの気圧設定をご利用いただいております。
酸素の副作用について
高気圧環境で純度の高い酸素を長時間呼吸すると様々な臓器に毒性を持つようになり、吐き気、筋肉のけいれん、めまいなどの症状が発生する場合がありますが、酸素カプセルでは、酸素を注入することなく大気中の空気に圧力を加えて酸素濃度を上げており副作用の心配はありません。
気圧選択のポイント!
通常、気圧制御装置には3つの気圧を設定(3チャンネル)できます。
一般の方の場合、1.1~1.4気圧をお勧めしていますが、気圧に慣れてくると物足りないというお客様が多いので、1.1~1.4気圧から2つと少し高めの気圧を1つ入れる方が増えています。
気圧の設定はご希望に合わせて可能ですのでご相談ください!
例1)1.2気圧/1.3気圧/1.5気圧
例2)1.2気圧/1.4気圧/1.6気圧
例3)1.2気圧/1.5気圧/1.7気圧
のように自由にオリジナルの設定をオーダーすることができます。
気圧を上げて破損しないの?
「シェルターメーカーが作る日本製酸素カプセル」
当社は酸素カプセル以外に日本国内で最も強靭な耐震シェルター・核シェルター・水害シェルターの開発・製造・販売も行っております。
酸素キャビン/ドームも含め200t~580tの耐圧・圧縮・つぶし試験に合格した筐体を製造し使用しております。
これは日本国内では圧倒的な最高基準値になります。
また、筐体はすべて日本国内で製造しておりますので、安全性が高く安心してお使い頂ける製品です!
おすすめ製品紹介
製品ラインナップ
ワールドネットインターナショナルの製品には「カプセル型・一体型キャビン・分割連結型ドーム」の3種で構成されます。
酸素カプセル
O2 DOCTOR(オーツードクター)当社ラインナップでも定番の酸素カプセル1.35気圧の「O2 DOCTOR(オーツードクター)」
酸素キャビン
O2 DOCTOR(オーツードクター)酸素カプセルと同じ設置面積を実現したスリム型省設計タイプ
高圧型酸素ドーム
O2 DOCTOR(オーツードクター)
(分割連結型タイプ)居住空間が広く、分割搬入も可能なカスタマイズモデル
低圧型酸素ドーム
O2 DOCTOR(オーツードクター)
(分割連結型タイプ)低酸素ドームで高山に近い環境を実現、効果的なトレーニングが可能
大型酸素ドーム
O2 DOCTOR(オーツードクター)20人~30人用、大規模施設などにおすすめの超大型タイプ